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| トイレの使い方を調べてみました 3分以内でスッキリと |
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10/13 朝日新聞から引用
わが家は夫婦2人暮らし。なのに、朝はトイレの奪い合いになります。原因は私のトイレが長いから。新聞を持ち込んで座り込むこともあります。でも、肛門(こうもん)の専門家からは「長いトイレは良くない」という話を聞きました。正しいトイレの入り方を調べてみました。(浅井文和)
私のトイレが長いのは、便秘だからというわけではない。最初、すっと出るのだが、何となく残っている気がする。全部出さないとすっきりしないので、トイレにずっと座っている。
「それは良くないですよ。痔(じ)を悪化させる人には、そういう潔癖な人が多いんです」
こう警告するのは、肛門の病気に詳しい社会保険中央総合病院(東京)大腸肛門病センター長の岩垂純一さんだ。痔核の手術を受けた人が手術前に排便にかけていた時間を調べたところ、5分を超える人が男性で6割、女性で5割を占めていたという。
長時間いきみ過ぎると肛門への負担になる。岩垂さんが勧めるのは「3分以内」。腸にたまっていた便のほとんどは最初に出ている。残りを出し切ろうとして粘る必要はない。再びトイレに行きたくなってから行けばいい。
わが家での悩みは、もう一つある。妻は温水洗浄便座の温水の勢いを「強」にする。私の好みは「弱」。うっかり「強」に気づかずにスイッチを押すと、思わず跳び上がってしまう。「便秘の時は、まず『強』の温水で刺激する」というのが妻の言い分だ。
「直腸の中まで勢いよく入れるのはあまり感心しない。朝食をしっかり食べるなど、生活のリズムを保って、便意を感じてからトイレに入るのがいい」と、岩垂さん。
おしりの清潔が大切なことは多くの専門家が認めるところだ。肛門はしわだらけなので、紙でふくだけでは、しわの間に便をこすり付けることになるという。
岩垂さんによると、毎日の入浴や、温水洗浄便座で洗うのは良い習慣だが、洗った後には水分をしっかりふき取った方がいい。温風乾燥だけでは不十分で、水分が残っていると蒸れてしまい、かぶれやすくなるという。
温水洗浄便座の普及率は年々、伸びている。内閣府の消費動向調査では92年に14%だったのが、00年は41%、04年には53%に達している。
きくた肛門科(仙台市)院長の菊田信一さんは温水洗浄便座の普及で、患者さんの訴えが変わってきていると感じている。「切れ痔の人はふつう、トイレットペーパーに少し血が付く。近ごろ、切れ痔でも『出血していません』という人がいます」
でも診察すると、やはり出血している。温水洗浄便座で出血も洗い流していて、おしりの症状をよく見ていなかったようだ。そんなことがあって、来院する患者さんに書いてもらう質問票には、温水洗浄便座を使っているかどうかも書いてもらう。
「洗う前に一度ふいて、見てほしい。便の異常を見つけるには、便器の色は白がいい。出血があったら、専門の医師に診てもらって下さい」という。出血の原因の多くは痔だが、大腸がんなどの病気が原因の場合もある。
最新のトイレをショールームへ見に行ってみた。人が近づくと便器のふたが自動的に開いたり、自動的に水が流れたり。至れり尽くせりの機能の進化には驚くばかりだ。
さらに、トイレに座ると尿糖検査ができる装置もある。TOTO健康商品事業開発部グループリーダーの磯誠二さんによると、糖尿病の早期発見などのため、企業や地方自治体などで採用されているという。尿の中のぶどう糖の量を、バイオセンサーで自動的に測定する仕組みだ。ただ、希望小売価格は23万5千円(税、施工費別)で、一般家庭への普及はまだ先という。
実際に使ってみた。装置のスイッチを押すと、尿を受ける小さな器具が出てくる。排尿して約1分で、数値がデジタル表示される。トイレって、つくづく自分の健康と向き合う場所だと思った。
痔には三つのタイプ
痔には大きく分けて三つのタイプがある。最も多いのが(1)痔核(いぼ痔)で、直腸部分が一部ふくれ上がる内痔核では出血を起こしやすい。進行すると脱肛する。肛門部に出来る外痔核もある。(2)裂肛(切れ痔)は、肛門の皮膚が裂け、強い痛みを伴う。(3)痔ろうでは、細菌感染で肛門周辺にトンネル状の穴があき、痛みや発熱などを繰り返す。
10/13 朝日新聞から引用
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