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ついに肛門科の先生にたどりつく

2月14日 いざ、松島病院へ

外科医に痔ろうと診断されたものの、専門医には違うことを言われるかも知れない。「俺は痔なんかじゃない!」という気持ちがまだ抜けていなかった。今考えれば「痔なんか」と痔を卑下したような考えを持っていたとは愚かだなあ、と感じるが、この時点ではそうだったのだ。

土曜日の松島病院は滅茶苦茶混んでいる。受付けてから診察に呼ばれるまで1時間以上待たなければならなかった。しかし、ここはさすが肛門科専門病院だ。待合室のあちらこちらに円座が置いてあるのだ。恐る恐る生まれて初めて「円座」なるものに座ってみた。う〜ん、ベリーグッド。こりゃ楽ちんだ。自宅には円座がなかったので厚手の座布団の上に座っていたが、こんなものがあるなんて。世の中便利にできているものである。

そうこうしているうちに診察の番が来た。院長先生だった。とりあえず、これまでの経緯を私から説明した後、お尻の穴に指を入れるのも含めた一通りの診療を行ったあと症状の説明を受けた。

医者:「痔ろうだと思いますが、確認のために検査をします。」とのこと。

検査室に行きまずは血液検査を受けた。血液検査の後は超音波検査をするとのことだ。「超音波検査?」人間ドックで肝臓を超音波検査を受けたことがあったが、「お尻の超音波検査って難だろう?」疑心暗鬼になっていると順番がきて呼ばれた。

技師:「お尻をこちらに向けて横向きに寝てくださいね。はい、じゃあゼリー塗りますね。」と肛門の中に思いっきりゼリーを塗られた。

技師:「はい、じゃあ検査しま〜す。」と、なんか棒のようなものをお尻の穴に突っ込んできた。

私:「ちょっ..待って...うぅ〜」と言いかけたが、検査技師は容赦してくれない。

技師:「おしり閉じないで!開いて!開かないと検査できないよ。」

私:「は、はい。うぅ〜」なかなかうまくいかない。

技師:「だめだって、お尻に力いれちゃ。力抜いて!

私:「いや、はぁ、うぅ〜」あまりに恥ずかしくて力を抜くことができない。

技師:「はい、終わり。今度から力抜かなきゃだめだよ。気をつけて!」

とにもかくにも、なんとか検査は終わった。検査の結果が出るまで1時間ほど待ち、1時間後に再度医師の診察を受けた。

医者:「やっぱり、痔ろうですね。膿みが一度破れて血が出たみたいだけど、まだ結構中に残っています。今日これから切開して膿みを外に出しますので呼ばれるまで待ってて!」

私:「切開って?」

医者:「簡単な手術みたいなもの。大丈夫、麻酔するから。」「それからこの切開をしても痔ろうは完全には直らない。完全に治すためには手術が必要です。いわゆる痔ろう根治手術っていうやつね。」「今日切開して膿みを完全に出して、しばらく待って傷がきれいになったら手術できるよ。」

私:「はあ」

「最後通告か〜。医者のいう路線にのったら手術か〜。やっぱりそうなのかな〜。なんとか避けられないかな〜。」などと考えてもみたが、やっぱり無理。観念するしかなさそうだ。それからしばらくすると別の部屋から呼ばれた。

医者2:「はい、じゃあ膿み出しますね。ちくっとしますよ。」お尻に注射をうたれたようだ。

私:「いてっ、いててててて...」と言っている間にも医者は待ってくれずどんどん進み2〜3分で終了。

医者2:「はい、終わり。ところで君、下痢症?お酒飲むでしょ。」

私:「はい。」

医者2:「酒はダメ。当分やめなきゃだめだよ。」

私:「はあ、タバコはどうですか?」

医者2:「タバコはOK!」

処置の後、安静室につれていかれ点滴をうった。1時間ほどベッドに横になって眠り帰路についた。入院して手術を受けなければならないことを考えるとため息ばかりが出たが、もう仕方がない。腹をくくるしかなくなってしまった。


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